自由の命運 国家、社会、そして狭い回廊上無料ダウンロードkindle

自由の命運 国家、社会、そして狭い回廊上

櫻井 祐子 / 本

自由の命運 国家、社会、そして狭い回廊上無料ダウンロードkindle - 櫻井 祐子による自由の命運 国家、社会、そして狭い回廊上は早川書房 (2020/1/23)によって公開されました。 これには434 ページページが含まれており、本というジャンルに分類されています。 この本は読者からの反応が良く、4人の読者から3.7の評価を受けています。 今すぐ登録して、無料でダウンロードできる何千もの本にアクセスしてください。 登録は無料でした。 サブスクリプションはいつでもキャンセルできます。

自由の命運 国家、社会、そして狭い回廊上 の詳細

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タイトル : 自由の命運 国家、社会、そして狭い回廊上
作者 : 櫻井 祐子
カテゴリー本
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自由の命運 国家、社会、そして狭い回廊上無料ダウンロードkindle - ポピュリズムの伸張や専制国家の台頭により、世界各地で脅かされている「自由」。この権利を勝ち取り、経済的な繁栄を成し遂げた国々が、人類史上まれなのはなぜか? 繁栄の前提条件となる個人の自由と安全は、強力な国家=「リヴァイアサン」なしにはあり得ない。しかし国家が強くなりすぎれば「専横のリヴァイアサン」(独裁国家)が生まれ、逆に弱すぎれば「不在のリヴァイアサン」(無政府状態)に堕してしまう。専横と不在のふたつのリヴァイアサンに挟まれた「狭い回廊」に入り、国家と社会のせめぎ合いをへて「足枷のリヴァイアサン」を生み出した国だけが、自由と繁栄を維持できるのだ。では、その道筋とは? 内戦下のシリアから、古代ギリシア、建国期のアメリカ合衆国、現代中国まで、古今東西の豊富な歴史研究をもとに、ますます貴重になりつつある自由を保ち、「狭い回廊」内に留まる方策を論じる。世界的ベストセラーとなった前著『国家はなぜ衰退するのか』をしのぐ傑作。
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自由の命運 国家、社会、そして狭い回廊上を読んだ後、読者のコメントの下に見つけるでしょう。 参考までにご検討ください。
本書は『国家はなぜ衰退するのか』の続編である。著者はホッブズの名著『リヴァイアサン』から着想を得て、「専制(圧制)」と「無政府状態(アナーキー)」の狭間の「狭い回廊」に真の「自由」があることを過去の歴史を例に実証する。①「専制」は「足枷のリヴァイアサン」と命名される。口絵には、「足枷のリヴァイアサン(善政の寓意)」図が掲載され、それを見ると、国王と貴族(家臣団)が足枷を嵌められた臣民を上から見下ろしている。臣民には「自由」はない。その図の下に掲載されている「足枷のリヴァイアサン(善政の効果)」図を見ると、臣民が様々な仕事(労働)に従事している様子が生き生きと描かれている。また、同じく口絵には、「中国の民に主導権があった時代」として『荀子』から引用がなされ、原文の横に英語で「人民は水である。人民は船を運ぶことも出来るが、沈ませることも出来る」と表記されている。国家を担うのも、滅亡させるのも人民であることを示している。民意の支持を失った王朝は人民によって倒される(易姓革命)を言いたいようだ。②こうした寓意から判明することは、国家権力が人民に足枷を嵌め、善政を敷けば統治はうまく行き、権力が強くなりすぎて圧制に転落すれば、無秩序(アナーキー)に陥る。アサド政権崩壊後のシリアで、シリアからイラクの国境に股がるISIS(シリアのイスラーム国)が生まれ、テロや虐殺が日常茶飯事に陥ったように。③従って、人民もしくは為政者が国家権力を上手く統制して権力の行使と人民の服従の絶妙なバランス(抑制と均衡)の上に真の「自由」が実現することを例証するのが本書の主眼である。膨大な世界史的知見に裏付けられた記述には大変説得力がある。そして寓意に富む叙述は何より抜群に面白い。参考になる論点が満載だ。お勧めの一冊だ。

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