物語の役割 (ちくまプリマー新書)
小川 洋子 / 本
物語の役割 (ちくまプリマー新書)本無料ダウンロード - 小川 洋子による物語の役割 (ちくまプリマー新書)は筑摩書房 (2007/2/1)によって公開されました。 これには290ページが含まれており、本というジャンルに分類されています。 この本は読者からの反応が良く、27人の読者から4.3の評価を受けています。 今すぐ登録して、無料でダウンロードできる何千もの本にアクセスしてください。 登録は無料でした。 サブスクリプションはいつでもキャンセルできます。
物語の役割 (ちくまプリマー新書) の詳細
この本を見つけたり読んだりすることにした場合は、物語の役割 (ちくまプリマー新書)の詳細を以下に示しますので、参考にしてください。
タイトル : 物語の役割 (ちくまプリマー新書)
作者 : 小川 洋子
ISBN-10448068753X
発売日2007/2/1
カテゴリー本
ファイル名 : 物語の役割-ちくまプリマー新書.pdf
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物語の役割 (ちくまプリマー新書)本無料ダウンロード - 内容(「BOOK」データベースより) 私たちは日々受け入れられない現実を、自分の心の形に合うように転換している。誰もが作り出し、必要としている物語を、言葉で表現していくことの喜びを伝える。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 小川/洋子 1962年岡山市生まれ。早稲田大学第一文学部文芸科卒業。’88年「揚羽蝶が壊れる時」で海燕新人文学賞を受賞。’91年「妊娠カレンダー」で第104回芥川賞を受賞、その後も様々な作品を通じて、私たちを静謐な世界へと導いてくれている。2004年には『博士の愛した数式』で読売文学賞、第1回本屋大賞、『ブラフマンの埋葬』で泉鏡花文学賞、2006年には『ミーナの行進』で谷川潤一郎賞を受賞した。翻訳された作品も多く、海外での評価も高い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
カテゴリー: 本
以下は、物語の役割 (ちくまプリマー新書)に関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
全く予想をしない出会いでした。柔らかな装丁、可愛らしい小川洋子さんの似顔絵が帯に書かれていたので、本当に気軽に購入したのです。まぁ、中高生向きでもありましたね。大学の講演会などで話された内容だったようなので、むしろ年齢的にはもう少し成熟しつつある学生に対するメッセージの向きなようにも思いました。ただこの本は他のレビューにもありましたが、死や死者との対話から人が物語を紡ぐことによって希望を生み出すーという視点が中心になっています。とりわけ小川さんがその基盤にしているのが、ホロコースト文学であり、今では想像できないような過酷な運命のもとに命を奪われた人たちの記録でした。だから内容的にはかなり重いものに感じました。それでも人は物語を必要とし、紡ぐことによってまた生きていくのですよね。文学がそうした力を維持できれば、薬やカウンセリングばかりに依存してしまうような今の精神的に不安定な社会状況もまた少し変わるのではないか、と思います。
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