西欧政治思想 (放送大学教材)
田中 治男 / 本
西欧政治思想 (放送大学教材) mobiダウンロード - 田中 治男による西欧政治思想 (放送大学教材)は放送大学教育振興会 (1989)によって公開されました。 これには151ページページが含まれており、本というジャンルに分類されています。 この本は読者からの反応が良く、1人の読者から4.8の評価を受けています。 今すぐ登録して、無料でダウンロードできる何千もの本にアクセスしてください。 登録は無料でした。 サブスクリプションはいつでもキャンセルできます。
西欧政治思想 (放送大学教材) の詳細
この本を見つけたり読んだりすることにした場合は、西欧政治思想 (放送大学教材)の詳細を以下に示しますので、参考にしてください。
タイトル : 西欧政治思想 (放送大学教材)
作者 : 田中 治男
ISBN-104145347412
発売日1989
カテゴリー本
ファイル名 : 西欧政治思想-放送大学教材.pdf
ファイルサイズ21.98 (現在のサーバー速度は24.63 Mbpsです
西欧政治思想 (放送大学教材) mobiダウンロード -
カテゴリー: 本
西欧政治思想 (放送大学教材)を読んだ後、読者のコメントの下に見つけるでしょう。 参考までにご検討ください。
政治思想史の大家による円熟した仕事である。入門書としても使えるが、ある程度の知識をもった人のほうが本書の価値を深く味わえると思う。叙述自体は平明であり淀むところが無い。しかし、高度な内容と豊富な情報が凝縮されており、初学者には荷が重い。いや、むしろ内容の重要性に気づかず読み流してしまう危険性が高い、と言うべきかもしれない。古代と中世は比較的堅実であり、基本的な事柄が手堅くまとめられている。とはいえ、細かな工夫も凝らされている。例えば、中世ではなく古代の思想家としてアウグスティヌスを取りあげていること、あるいはクザーヌスの政治的「転向」に触れていることなどには著者のこだわりが表れている。近代以降になると、著者の広い学識が遺憾なく発揮される。例えばライプニッツ、ホイットマン、スタール夫人の政治思想を論じる教科書は珍しい。19世紀のスペインとイタリアに触れている点も貴重である。時代順とテーマ別とを緩やかに組み合わせた章立ても、近代以降の流れを立体的に捉える上で有効に働いていて、近代から現代にかけての壮大なストーリーテリングとして成功している。個性的な文献リストも、参考にできる人は少ないだろうが、類書とは一線を画していて面白い。
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